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公開日:2020/12/25
  最終更新日:2021/10/01

病歴・就労状況等申立書の書き方とサンプル(知的障害での申請)

病歴・就労状況等の書き方(知的障害)

知的障害で申請する場合のコツ

生来性の知的障害の初診日は出生日になる

生来性(先天性)の知的障害の場合、初診日は知的障害を疑って病院に行った日ではなく、出生日になります
同じように生来性である発達障害は、発達障害に関連して医療機関にかかった日が初診日となりますので、注意してください。

知的障害の病歴状況は出生時から書く

知的障害の場合、その時点で特に異常が見られなかった場合でも出生時から書いてください。
また、うつ病など知的障害による二次障害を主として書く場合も、知的障害の記載がある場合は、出生時から書きます。

本人による作成が難しい場合には、家族などが申告人として作成することも認められています。
当社では、ご本人からのヒアリングが難しい場合は、ご家族からヒアリングを行い申告人として提出しています。

知的障害の場合は病歴状況が簡素化できます

2020年(令和2年)10月1日より、請求者の負担軽減を目的として、条件を満たした20歳前傷病について病歴状況の記入を簡素化できるようになりました。
条件は以下のようになっていますが、知的障害という診断名がついている以上、基本的に18歳までに知的発達の障害が認めらていると考えられるため、知的障害で申請する方の大半が対象になるでしょう。

  • 生来性の知的障害の場合
  • 2番目以降の医療機関の受診日から、障害認定日が20歳前であることが確認できる場合(受診日前に厚生年金加入がある場合を除く)

20歳前傷病の病歴状況の簡素化についての条件(初診日)
例えば上図のように、3歳の頃にA病院に診断されていても、そのあと17歳の頃にかかったB病院でも同様の診断が出ていれば、20歳前傷病であることが明らかであるため、病歴状況を簡素化できるということになります。

この簡素化によって、大きな変化が生じるまでは、まとめて記載できるようになりました。
他傷病の方も参考にできるよう、本ページのサンプルでは、この簡素化前のものをご紹介します

知的障害の病歴・就労状況等申立書のサンプル

ダウンロード版:PDF / ワード形式

申告人:さがみ 相子(母)

医療機関:なし
期間:平成◯年◯月◯日~平成◯年3月
平成◯年◯月◯日出生。出生前のエコー検査や出生時には問題はなかった。
夜泣きがひどかったが、基本的には大人しい子だったため、そのときは誰にも相談しなかった。
2歳頃から言葉の遅れが気になるようになり、3歳児検診の際に指摘された。
あまり目が合わないことも気になり、1度だけ医師に相談したが、まだ小さいため判断がつかないと言われた。
ポイント
出生時に異常がなかった場合は、問題がなかった旨を書いておきます。
このサンプルでは、幼稚園入園で区切っていますが、書くことが少なければ小学校入学までまとめてしまってもいいでしょう。
医療機関:なし
期間:平成◯年4月~平成◯年3月
平成◯年4月、△△幼稚園に入園。
登園準備などにこだわりを見せるようになり、うまくいかないとパニックを起こして泣き叫ぶことがあった。
幼稚園では、集団行動などで周囲についていけないことがあり、さまざまな場面で先生からのサポートを受けていた。それでも、友だちに恵まれ、それなりに楽しく過ごせていた様子だった。
幼稚園の先生に勧められ、市の療育センターで就学前診断を受けたところ、自閉症の傾向があること、特に言語の点数が低いこと、支援学級に通うことも考えてみたほうがいいといったことを言われた。
ポイント
診断結果など、客観的な情報があれば、優先的に記載することをおすすめします。
医療機関:なし
期間:平成◯年4月~平成◯年3月
平成◯年4月、□□小学校に入学。他の子と同じように勉強させたいという親の希望で普通級を選択した。
1年生のうちはどうにか頑張っていたが、2年生の頃から学習状況が周囲から大きく遅れるようになったため、3年生から支援級にも通うようになった。
遅れを取り戻そうと家庭でも勉強を教えたが、やはり理解は難しく、宿題もほとんど親がやっているような状態だった。
自分の興味のあることに対しては、何時間でも集中したが、興味のないことに対しては、全く集中できず、忘れ物も多かった。
5年生のとき、普通級の先生から忘れ物の多さについて、クラスメイト全員のいるところで叱られ、以降、普通級の児童からからかわれることが増えた。学校に行くのを嫌がるようになったが、無理やり行かせた。
ポイント
診断書にも反映する項目がありますので、支援級に通っていた場合は必ず医師に伝えてください。
医療機関:◇◇クリニック
期間:平成◯年4月~平成◯年3月
中学校でも普通級と支援級に通った。普通級ではいじめを受けるようになり、普通級へ行きたがらなくなった。授業にもついていけなくなっていたため、1年の途中から支援級を主になるよう、変更してもらった。
支援級では友人もでき、先生が障害に理解のある人だったため、この頃は学校に行きたくないと言うことは少なくなっていた。
ただ、合唱祭など普通級の子たちと一緒に参加する行事は、やはり周りに合わせることが難しく、参加したくないと言って泣いた。
支援級の先生から、障害に理解があるからと、□□高校を勧められ、進学を決めた。
平成◯年1月、◇◇クリニックで検査を受け、「自閉症スペクトラム・軽度知的障害」と診断された。このときに、併せて療育手帳(B2)も取得。
医療機関:なし
期間:平成◯年4月~平成◯年3月
平成◯年4月、□□高校に入学。ひとりでは通学できないため、駅まで親が車で送迎していた。電車は何度も訓練し、通学ルートだけは乗れるようになった。
周囲の子どもたちも発達障害などの障害を持った子が多く、先生方のサポートが行き届いていたため、学校の雰囲気も穏やかで、安心して通わせられた。
中学のときには、周囲についていけず諦めていた部活にも参加し、大きな成績は残せなかったが、楽しそうな様子だった。
ただ、課外授業など普段の通学ルートと違う日は、混乱してしまい、宥めてもいつもどおり学校に行くと言って聞かなかった。
医療機関:なし

期間:平成◯年4月~現在

平成◯年4月、◇◇障害者職業能力開発校への通所を開始。
本人の興味のあるパソコンについて学んでいるが、やはりあいまいな指示について理解できなかったりして、コミュニケーションは難しい状態。
先のことを考えたり、複数のことへ意識を向けたりすることができないため、考える必要がある仕事は難しい。
決まった作業の反復しかできず、就職先はかなり限られてくると思う。

自宅では、片付けや掃除ができないため、全て親がやっている。
食事についても、栄養バランスや食事量について考えることができないため、すべて一人分を取り分けて準備してやる必要がある。放っておくと、自分の好きなものばかりを、あとから具合が悪くなるくらいの量を食べてしまう。
暑い・寒いといった感覚が乏しく、また、1日の温度変化を考えたりすることもできないため、本人に任せると、夏でもセーターを着ていこうとするなど、季節に合わせて服を選ぶことができない。そのため、衣類についてもすべて親が用意している。
買い物も計算ができないため、買い物に行くときは付き添ってやる必要がある。

就労についても見通しは暗く、家族の支援なしでは日常生活も成り立っていない。
本人の能力では自立は難しく、今後も常に支援は必要になってくると考えられる。

ポイント

就労や就学はそれだけだと「日常生活ができている」という判断になりがちです。配慮や困難があれば必ず記載しましょう。
また、日常生活での困難についても、障害のためできないことを記載します。
以上
社会保険労務士 小西 一航
小西 一航
さがみ社会保険労務士法人
 代表社員
社会保険労務士・精神保健福祉士

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