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公開日:2021/01/08
  最終更新日:2022/05/11

精神障害の方が利用できる福祉サービス(家族のための支援)

精神障害の方が利用できる福祉サポート「家族への支援」

精神障害者の家族のための福祉サービス

障害を持つ方だけではなく、周りで支える家族にも社会で自立し、よりよく生きていくためには頼れる場所が必要です。
困ったときは家族だけで抱え込まず、サポートを活用していきましょう。
ここでは、精神障害者の家族が利用できる福祉サービスのうち、6つお伝えします。

訪問看護

訪問看護でのヒアリング
訪問看護は、看護師や精神保健福祉士などの専門スタッフが利用者の家に行き、本人をはじめ、家族の悩みや相談にのるサービスを行うものです。
自宅だけではなく、地域の中でも快適に生活できるようになることを目指して支援します。

具体的には、本人が服用している薬の薬物指導を家族にも行ったり、本人の抱える障害への理解や対処法などをサポートします。
また、家族が必要とする相談機関の情報提供や紹介などもサービスの対象内です。

このような相談は、医療機関などで受けることもできますが、訪問看護の場合は住み慣れた家で、安心感を持ちながら相談することができるという点で、精神障害者の家族にとっても大きなメリットがあります。

訪問看護の利用手順については、精神障害の方が利用できる福祉サービス(日常生活のための支援)でご紹介しています。

精神障害の方が利用できる福祉サービス(日常生活のための支援)

家族会

家族会のイメージ
家族会は、精神障害者を家族に持つ方がお互いに悩みなどを話したりすることで、支え合う場所です。
当事者と一緒に暮らしていると不安になったり、分からないことがあったりして辛く大変な思いをすることもありますが、そんなときには家族会に参加することで、気持ちを楽にできることがあります。

家族会では自分が話したり、相手の話を聞いたりするだけではなく、障害に関する情報交換も行われます。
また、時には病気や障害に関する法制度、利用できる福祉サービスについての勉強会を開くこともあります。

家族会には病院が基盤となっているもの、保健所が運営しているもの、地域で作られたものなど様々な種類があります。
ご自身に合う家族会を見つけて参加し、お互いに助け合える場を持つことがおすすめです。

ショートステイ

ショートステイの部屋
ショートステイは、短期間だけ施設に入所できるサービスです。
一般的な介護施設と同じように食事や排泄、入浴といった介護や生活に必要な支援を行います。
長期間、障害者施設などで生活するケースとは異なり、入所期間が決まっているのが特徴です。

連続して利用する場合は、30日を超えてはいけないという決まりがあります。
施設によってはもっと短い期間を最長としているところもあります。

ショートステイは、冠婚葬祭でどうしても数日家を開けなければいけない、泊まりの出張が入ったなどといった事情で、精神障害の方と同居する家族がサポートできなくなってしまった場合に利用できます。

また、援助に疲れてしまった、リフレッシュしたいといった理由でもショートステイを利用することはできるので、心身の疲れで追い詰められないためにも定期的に活用するのも良いでしょう。

精神科病院・心療内科

医師との相談
精神疾患の治療のために通う病院は、障害者本人のための支援をするというイメージを持つ方が多いですが、病院によっては家族からの相談に応じているところもあります。
そういった医療機関では、障害者本人が同席していない場合でも、気兼ねなく相談が可能です。

精神科病院や心療内科の医師やスタッフは専門家ですから、病気について詳しいこと聞くことができ、さらに効果的なアドバイスもしてもらえます。
また、家族から話をすることで、スタッフ側に障害や障害者の家族についての事情を詳しく把握してもらえるというメリットもあります。

なお、家族だけでの相談は基本的には自由診療(自費治療)になります。

精神科系の医療機関の種類と選び方

市役所

家族のための支援は、市役所でも受けることができます。
市役所には精神障害者に関する業務全般を扱っている課があり、生活に関する相談をしたり、各福祉サービスを紹介してもらえたりします。なお、担当の課の名前は、障害福祉課や保険福祉課など自治体によって異なります。

相談は担当の課で随時受け付けていますが、待ち時間を減らすためにも事前に予約を入れた方がいいでしょう。
また、定期的に相談会を開催する自治体もあるので、そうした機会を活用するという方法もあります。

市役所は普通の手続きでも行く場所なので、周りの目を気にすることなく堂々と相談に行くことができる点がメリットです。

市区町村役場一覧

社会福祉協議会

社会福祉協議会は、地域福祉の増進を図ることを目的とする団体で、精神障害に関する福祉活動も行なっています。

社会福祉協議会では障害を持つ方はもちろんのこと、その家族のための相談窓口を設けており、障害者のための福祉サービスの利用の支援や、障害の差別の相談など非常に幅広い内容に対応しています。

相談は来所や電話、訪問などあらゆる方法が可能なため、窓口が遠方にある場合でも利用が可能です。障害に対してどう対処すれば良いか分からない、どのような選択肢があるのか知りたいなど、基本的なことでも気軽に聞ける場所となっています。

社会福祉協議会については、精神障害の方が利用できる福祉サービス(相談窓口)でもご紹介しています。

精神障害の方が利用できる福祉サービス(相談窓口)

家族のための支援 まとめ

精神疾患は本人だけでなく、支える家族の負担も大きいものです。
家族だけで抱え込んで、結果、共倒れになっては元も子もありません。
困ったとき、辛いときは迷わずサポートを頼り、少しでも体や心の負担を減らしましょう。

社会保険労務士 小西 一航
小西 一航
さがみ社会保険労務士法人
 代表社員
社会保険労務士・精神保健福祉士

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