先日、親友の結婚式と披露宴に参列してきました。
これまでも、こういった場に何度か招待いただく機会はありましたが、
今回はまったく違う心境で臨みました。
というのも、友人代表スピーチを任されていたからです。
私は新婦側の友人として参加しましたが、新郎とも面識があり、
実は二人が出会うきっかけを作ったのも私でした。
そうした背景もあり、
親友からは「ほかの人に頼むつもりは一切ない」と強い思いを伝えられ、
私自身も二人の門出を祝いたい気持ちは山々だったので、
スピーチを引き受けることにしました。
とはいえ、人前で話すことが得意ではない私は、
依頼された日から不安で胸がいっぱいに。
それでも、大切な役割を任されたからには
絶対に失敗したくないし、喜んでもらいたい!という一心で、
原稿を何度も書き直し、読み上げ練習を重ね、できる限りの準備をしました。
迎えた当日、足が震えるほど緊張しましたが、
新郎新婦の温かい視線と、会場の雰囲気に助けられ、
なんとか無事に(カンペありで)話しきることができました。
スピーチ後、親友が近づいてきてハグしてくれた瞬間、
張りつめていた緊張がすべてほどけていくようでした。
「頑張ってよかった」と心から思えた、忘れられない場面です。
披露宴の序盤でスピーチが終わったおかげで、
その後は料理も景色もゆっくり味わうことができ、心に残る一日となりました。
緊張と達成感、そして幸せのお裾分けをたっぷりいただいた、素敵な時間でした。

- 海原
- さがみ社会保険労務士法人
湘南平塚オフィス所属 - 社会保険労務士試験合格者・社会福祉士
