障害年金において、診断書は非常に重要だと聞きました。
医師に診断書作成を依頼する際のコツはありますか?
A.医師へしっかりと日常生活状況を説明することです。
おっしゃるとおり、障害年金の判定においてもっとも重視されるのが診断書です。
特に精神障害の場合、診断書の「日常生活状況」が最重要項目となります。
なにも準備をせずに医師へ診断書作成を依頼すると、多くの場合、実際よりも軽い内容となり不支給や下の級になる可能性が高くなります。
原因は主に2点あります。
- 医師が診断書作成に慣れていない。
- 診察時以外の状況を医師へ正確に説明できていない。
当社の場合はこれらを避けるために、事前に依頼者に日常生活の状況を把握し、その内容をもとに資料を作成。診断書作成の際の参考情報として担当の先生にお渡ししています。
依頼者の日常生活については、ご自身のペースでできるよう、いつでも中断でき、時間を気にせず送信可能なWEBアンケートを導入しています。
このWEBアンケートは依頼者の負担を減らしながら、重要な情報が伝わる資料が作れるよう今までのノウハウを反映し、社内で作成しております。
もちろん、メールや電話の方がいいという方には、ご希望の形でヒアリングしておりますのでご安心ください。
- 小西 一航
- さがみ社会保険労務士法人
代表社員 - 社会保険労務士・精神保健福祉士