横浜オフィスの黒川です。写真の折り紙は90近い母親の作品です。
このコマは、折り紙3枚を使用して実際に回して遊ぶことができます。
かくいう私も社会福祉士実習先の施設で、母に教わったコマを、利用者さんと一緒に作りました。
母は、コマを大量に作り町内会のバザーや、デイサービスなどに持参して皆に配っています。子供たちには遊べる折り紙として人気のようです。
また、毎月月末に「なかよし食堂」への参加で地域の方や子供たちと一緒に食事をしているようです。12月なので、サンタの折り紙の作成を始めて食事と一緒に提供すると張り切って取り組んでおります。
横浜市の「なかよし食堂」は、特定の事業名ではなく、子どもから高齢者まで地域住民が集い、食事を共にしながら交流を深める「こども食堂」や「地域食堂」の総称です。横浜市はこうした地域の食支援活動を支援するため、活動団体への補助金交付や、フードパントリー、子ども食堂等への食料提供を推進しています
足腰の悪い母親は、なかなか旅行や遠出は難しく、手先を使う折り紙が唯一の趣味です。趣味を活かして自分にできることで皆への恩返しがしたいと、せっせと折り紙を折り続けて、ささやかながらの地域貢献をしています。
あまり、歩けないので認知症にならないように始めたことですが、手を動かすことで神経回路や前頭葉が活性化し、また、誰かのためにという(報酬系)幸福ホルモンの活性化も図られております。
報酬系の活性化: 感謝の気持ちを感じたり、人助けをしたりする行動は、脳の報酬系(前頭前皮質腹内側部など)と呼ばれる部位を活性化させます。これは、快感や満足感をもたらすメカニズムです。
幸福ホルモンの分泌促進: 感謝や親切な行動は、以下のような脳内物質の分泌を促します。
セロトニン: 気分を安定させ、穏やかな幸福感をもたらす作用があります。
オキシトシン: 人との絆や信頼感を強め、安心感をもたらす作用があります。
ドーパミン: やる気や意欲、喜びを生み出す作用があります。
なので、心身ともに良い影響を与えており、折り紙なので、費用もそれほどかかりません。作業中はかなり集中して取り組んでいる姿をみてまだまだ元気でいてくれていると安心しております。
- 黒川
- さがみ社会保険労務士法人
横浜オフィス マネージャー- 社会保険労務士・社会福祉士・両立支援コーディネーター
