平塚オフィスの金子です。
先日、久しぶりに名作映画ゴッドファーザーを見返して、
とても感銘を受けました。
(もし、まだみていない方がいれば、是非おすすめです。)
残酷な描写がある点はご注意ください
「ゴッドファーザー」の主人公で
マフィアのボスであるドン・コルレオーネの立ち振舞いは、
厳格な一方で、寛容な面もあるという不思議な魅力をもっています。
この、ドン・コルレオーネをみたときに、
必ず祖父のことを思い出します。
(もちろん、マフィアではなく、カタギです。)
祖父は映画配給会社に勤務していた現役時代、
部下から「鬼軍曹」と揶揄されるほど
激烈に仕事をこなしていたようですが、
一方で深い寛容性を持ち合わせていました。
そして、引退後も会社から現況の報告を受け続け、
盛んに助言を送っていました。
ぼくも度々相談しているのですが、
「絶対に頭を使う仕事につきなさい。」
「日本経済新聞を読みなさい。」と様々な助言をいただきます。
件の「ゴッドファーザー」を日本で配給するとき、
タイトルを邦訳するかそのままにするか決定する会議の場に
祖父も参加し、絶対に「ゴッドファーザー」のままが
よいと譲らなかったとのことです。
ゴッドファーザーには名付け親という意味がありますが、
何の因果か、祖父はゴッドファーザー(映画)の
ゴッドファーザー(名付け親)となってしまったようです。
往年のハリウッドスターの裏話(「○○はどうしようもなかった!」等)を
聞かせてくれる祖父の話を、子供心にワクワクしながら聞いていました。
もう80代後半となりますが、いつまでも元気に生きていて欲しいです。

- 金子
- さがみ社会保険労務士法人
湘南平塚オフィス所属 - 精神保健福祉士