平塚オフィスの金子です。
初代ポケモンのゲームで主人公が住む町に、
「かがくのちからってすげー!」としか喋らない謎の男がいるのですが、
最近ぼくもつくづく「かがくのちからってすげー!」と
思うことが増えてきています。
先日、世界初の認知症治療薬がFDA(米食品医療薬品局)に
承認され、話題となりました。
認知症の薬開発は、これまで失敗し続けてきましたので、
大きな一歩であると、とても感動しました。
もう少し早ければ、ぼくの祖母の認知能力も
それほど低下しないで済んだと思えば、悔しい気持ちもあります。
また、身近なところでは、親戚が介護ロボットの研究をしていて、
超高齢社会に備えているという話を聞きました。
ぼくが老人になる頃は、ロボットが介護してくれるのかもしれません。
科学の進歩は日進月歩とはよくいったもので、
その進歩はあまりにも速く、
ぼくが好きなSF小説ではこれを「技術爆発」と呼んでいました。
心の病に関するお薬も、多種多様開発されておりますので、
近い将来、より皆様に合うお薬が出てくるのではないでしょうか。
薬の研究には莫大な研究費用が掛かるものの、
そのほとんどが商品化まで至らないため、
企業にとっても投機的な要素が強いものと言われています。
しかし、最近では、投機的な要素が強いために
薬の研究開発へなかなか資金が集まらないところ、
金融工学の発展により、資金が集まりやすくなってきているといいます。
お金の動きにも盛んにテクノロジーが取り入れられ、
より効率的、効果的な分配がなされるようになってきています。
まさに「かがくのちからってすげー!」ですが、
アーサー・C・クラークはよりカッコよく、
「十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない。」
と言っています。ぼくの好きな言葉です。

- 金子
- さがみ社会保険労務士法人
湘南平塚オフィス所属 - 精神保健福祉士