平塚事務所の金子です。
先日、友人と話していて実感したことですが、
相手に共感することは、とてもむずかしい。
ハリーポッター好き同士で話をしていましたが、
好きなポイントがずれているのか、全く話が噛み合わず。
「これこれこういう部分が面白い」と
具体的に話しても、お互いにピンときていません。
どちらが作品に詳しいかということではなく、
同じ作品をみていても、人によって受け取る印象が
かなり異なっているということだと思います。
何とも、歯がゆい話です。
また、時の流れも共感に影響すると思います。
映画ロード・オブ・ザ・リングのアラゴルンという
キャラクターが最高にカッコよかったので、
高校時代は「アラゴルンカッコいい話」で友人とよく盛り上がっていました。
その後、友人の好きなジャンルは映画→アニメにシフト。
最近また、「アラゴルンカッコいい話」を友人にしようとしたら、
「誰だっけ、そのオッサン」と笑われてしまいました。
心理療法の1つ、来談者中心療法では、
「共感的理解」がキーワードとなっていますが、
簡単そうにみえて、実は結構難しいことなのかもしれないですね…。

- 金子
- さがみ社会保険労務士法人
湘南平塚オフィス所属 - 精神保健福祉士