精神保健福祉士の金子です。
「湯葉」を食べて非常に感動しましたので、
お話したいと思います。
思い返せば、はじめて湯葉を食べたのは、
小学校の修学旅行で行った、日光のとある旅館でした。
夕食時、蓋を開けると、
グルグル巻きになった薄茶色の、みたこともない料理。
子どもの舌にはピンとこず、正直「あまり美味しいものではないなぁ。」
という感想でした。
それから十数年、湯葉とはめっきり出会うこともなく、
平和に?過ごしていました。
ところが昨年、箱根湯本で「湯葉丼」なる
美味しい料理があると聞きつけました。
小学校時代のあの湯葉の苦い思い出が
頭によぎりつつも入店。
店構えは、老舗らしく古いものの、
中はとても綺麗でした。
また、早川がすぐ側を流れていて、
水の音を聞きながら、食事がとれる
落ち着いた雰囲気です。
さて、現れた「湯葉丼」は、
修学旅行で食べた薄茶色のごわごわした湯葉ではなく、
真っ白でフワフワの湯葉でした。
※写真はイメージです
熱々のご飯の上に湯葉を混ぜ込み、
醤油をかけて、早速1口いただくと、
仄かに甘く、上品な味が口の中に広がりました。
「これは、以前食べた湯葉とは違う。」
そう直感すると、箸が止まらなくなりました。
ひとしきり湯葉丼を堪能したあとは、
「湯葉刺し」なる、湯葉の刺し身をいただくことにしました。
普通の刺し身と同じように、薄切りの湯葉を
醤油とわさびにつけて食べます。
これもまた、美味い。
むしろ普通の刺し身よりも、
味があっさりしていて食べやすい。
その他にも、湯葉を使った小料理が
たくさんあり、すべてを美味しくいただきました。
子どもの頃に苦手だった料理を
大人になって食べてみると意外とイケる
ということがあると思うので、
今後も積極的チャレンジしていきたいと思っています。

- 金子
- さがみ社会保険労務士法人
湘南平塚オフィス所属 - 精神保健福祉士